橿原神宮|この奥ゆかしさに震える!「日本建国の地」橿原神宮の絶対に外せない5つのポイント
ここは「日本のはじまり」の地として是非チェックしておきたい所です。
畝傍山を背後にもつ広大な敷地と建物は、すこーんと突き抜ける解放感と荘厳さがあって、まさに「日本がはじまった場所がもつパワー」を感じられます。
先日参拝する機会があったのでその「ここは外してはいけないポイント」をご紹介。
橿原神宮のココがポイント①夫婦で祭られている!
ご祭神は、
の2神!
つまり、夫婦で祭られてる!ということです。
しかも!裏話。
皇后の「五十鈴媛命」は神武天皇の後妻にあたります。日本神話的最初の奥さんは出身地宮崎で娶った「吾平津媛 (あひらつ ひめ)」。つまり、全国デビューする前の奥さんは捨てられてしまい、デビュー後=即位後に娶った新しい奥さんと一緒に祀られているという訳。
このあたり、流石初代天皇です。。。
橿原神宮のココがポイント②6年もの歳月をかけて実現した建国の地!
ご祭神である神武天皇は日本を建国したお方。
その伝承は「神武東征神話」として日本神話の一部になっています。
この東征神話、その中身は非常にドラマチック!
足掛け6年もの歳月をかけた一大プロジェクトであり、幾多の困難を経て建国に至る経緯を伝えます。
日本最古のサクセスストーリー。
そんな背景をもつ地、それが橿原神宮という訳です。
詳しくはコチラで!
橿原神宮のココがポイント③この地が選ばれた理由をチェック!
『日本書紀』の神武紀によると、出発地である日向にて、東征発議にあたって「橿原」の地を説明しているシーンがあります。
「其の土地は必ず大業(たいぎょう) を恢弘(かいこう) し、天下に光宅(こうたく) するに足るはずだ。きっとそこが六合(りくごう)の中心 ではなかろうか。」
※「六合」とは、東西南北+天地の6つの領域を指し「世界全体」と言う意味
もう少し砕いて訳出すると
「そこはきっと、天皇の仕事(大業)を広げて大きくし、その「徳」が遠くまで届くのにふさわしい土地だろう。きっとここが世界の中心ではないだろうか。」
となります。
つまり、「橿原の地」は「天皇として天下を統治し、その徳を広めていく場所」として選ばれたという事。
コレ、めちゃ大事なので是非チェックしておきましょう。
橿原神宮のココがポイント④建国から2600年!これだけ続いている国は日本だけ!
初代天皇として即位の日、つまり日本建国は「辛酉(かのととり)の1月1日」。
コレ旧暦です。
新暦に直すと、今から 約2600年前 の2月11日だったという次第。
この日、日本という国が始まり、歴史が始まりました。
そして、実はこれ以降、ずーっと日本は一つの国として継続しています。コレ、世界でも唯一無二。
例えば、東征神話でもちょいちょい出てくるお隣の中国。
中国は革命の歴史であり、300年以上持ちこたえた王朝はありません。
例えば、ヨーロッパで最も歴史が古いイギリス。
初代国王のウィリアム一世が征服完了した1066年を起点とした場合でも、英国王室の歴史は900年前後です。
このように、
最も古い歴史を持つ国、それが日本だということです。スゴイよホント。
橿原神宮のココがポイント⑤「建国記念の日」と「4月3日の例大祭」はチェック!
先ほどご説明した通り、即位の日を新暦になおすと「2月11日」になるわけです。
これをもって、日本では「建国記念の日」と定め、国を挙げて盛大にお祝いをしております。
コチラ、特に参加される方々が非常にナニな感じで、いろいろ感じるものがあります。
詳しくはコチラで!
こちらも同様に初代天皇の事績を偲ぶ奥ゆかしい例大祭が開催されております。
詳しくはコチラで!
と、まあ、そんな背景をもつ地、それが橿原神宮という訳です。
以上の5つのポイントは橿原フリークとしては絶対に外せないポイントです。
まとめると
- ご祭神は2神。夫婦で祭られています。ちなみに奥さんは後妻。
- 6年もの歳月をかけて実現した建国の地。神武東征神話で背景をチェック。
- この地は「天皇として天下を統治し、その徳を広めていくため」に選ばれた。
- 建国の日から2600年も続いている国は世界を見渡しても日本だけ!
- 「建国記念の日」「4月3日の例大祭」は要チェック。ナウな橿原がココに!
コチラ、是非チェックしていただいて参拝されてください。
知って参拝するのと知らないで参拝するのとでは、その感覚や感動は全然違ったものになりますよ♪
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